Employee Voice

社員インタビュー

人と、アイデアと、技術をつなぐ。
得意を生かして
ゴールを目指すことに
やりがいを実感。

2020年入社 M. M
事業企画部
事業企画/コンサルティング営業
応用化学・生命工学専攻、修士課程修了。2020年AZAPAに新卒入社。ジョブローテーションを経て事業企画部配属。経営層直下でビジネスを学び、エネルギー関連など4事業を企画・推進。元ラガーマン。

不思議な縁に導かれて入社

AZAPAとの出会いについて教えてください。

大学・大学院を通じて化学を専攻し、大学院の研究室では、蛍光体と呼ばれる外部からのエネルギーを光に変換する物質の発光強度を高める研究をしていました。蛍光体をセラミックスと混ぜ、配合の比率や混ぜ方、セラミックスの焼き方のパターンを変えたりして、発光の強度が最も高い組み合わせを探すという、地道な研究でした。
そんな時、AZAPAに出資提携している三井物産さんの就職セミナーが学内で開催されまして、工学系の大学院なので、総合商社のセミナーはとても珍しく、喜んで参加しました。そしてその夜、アルバイト先の居酒屋で働いていたら、今日セミナーで出会った方々が偶然来店されて、「今日、きみ来てたよね」と声をかけていただき、OB訪問先などいろいろな方をご紹介いただきました。その人脈のなかにAZAPAの方もいて、他ではできない仕事ができるのではと入社を決意しました。
その頃には、いつかは起業したいと考えるようになっていたので、起業を志すには最適な環境だし、先輩たちが魅力的で生き生きと仕事をしていたことも決断した理由の一つ。「縁」に導かれて今の自分があると思っています。

出身は関係ない。
向いているか、興味があるか、学ぶ意欲があるか

入社後はどんな仕事に携わったのですか。

いろいろな業務を経験した後に、事業企画部に配属となりました。当時AZAPAでは、異なる部署を1か月単位でまわる研修をしていました。ジョブローテーション教育の前身ですね。現在は、適性を見極めながら他の業務や部署に移るというやり方に変わっていますが。
その中で、化学出身の自分にはまったく無縁だったことにも取り組みました。AZAPAといえばモデルベース開発ですが、プログラミング経験ゼロの自分はどうなることかと思っていましたが、触ってみると面白い。もっと学びたいと思うようになりました。分からないことは何でも聞ける環境だったので、割と早く理解することができたのも大きかったです。
それから各部署を一巡後、社長から「やってみるか」と声をかけられ、事業企画部に配属されたんです。何も分からないまま社長と一緒に出掛けて、誰もが知っている自動車メーカーの社長と会って、名刺交換させていただいて。もう、びっくりですよ。
経営層の近くで仕事をしていると、一つ一つの業務の背景、全体像、目的がすべて見える。高いところから俯瞰した営業力が身に付くんですね。微力ながらも、自分の携わった仕事が社会のどんなところに貢献しているかも実感できる。こういった仕事の幅広さは、大企業ではあまり縁がないことだと思います。

歯車がかみ合い、まわり始めた喜び

具体的にはどんな業務を担当されているのでしょうか?

「事業企画」という文字通り、新しい事業を企画・提案し、仕組みをつくる仕事です。AZAPAの場合は、ものをつくるのではなく、システム、仕組みをつくる。「御社のあの技術と弊社のこの技術をつなげて、脱炭素やエネルギーなど社会問題の解決につなげませんか」というインテグレーションの提案をするんです。これと並行して、クライアントを開拓して導入提案する仕事がコンサルティング営業です。
AZAPAの強みは、コンサルティングだけではなく、シミュレーションなどの技術力が長けていること。方法を提示するだけでなく、実際にシステムをつくり上げて、実証実験までして、効果の検証までやる。ここまで一気通貫でやっているのは、他にはなかなかないと思います。

いちばんやりがいを感じた業務は?

建設重機を遠隔操作する仕組みをつくる業務ですね。目標を立てて、達成するための手段を考えて、評価する軸を考えて、実際に計測して、効果を検証するという流れなんですが、初めてすべての工程に携わりました。この業務を納品できたときのやりがいは半端なかったです。自分の成長も実感できましたし、この時の経験が今すべての仕事に生きています。最初は分かったつもりで仕事をまわしても、全然まわらなかった。でも、経験を重ねて、最近やっと歯車がかみ合ってまわるようになった感じです。

お客さまの視点に立てるようになったことも大きいですね。
自分本位だった時期は、“べき論”を振りかざしていたと思います。お客様の状況、予算、本当は別のことをやりたいのではないか?を考えられる余裕が生まれてからは、最終目的地を捉えながら通過点に必要なことを探し、その中でAZAPAが貢献できることは何かを考えるようになりました。
また、以前は足し算ばかりでしたが、現在は、やらなくてもいいことは何か、何が省けるかも重視するようになりました。案件を重ねるごとに何が重要か見極められるようになり、成長とやりがいを実感しています。

人を頼る、得意な人の手を借りるのがAZAPA流

失敗はありましたか?

ものすごくあります。笑
失敗というより、最初はすべて自分でやらなくちゃいけないと思い込んでいてパンクしていました。ある時社長から「〇〇さんに話聞いておいて」と言われて「なぜですか?」と聞き返しました。自分ひとりで一生懸命やろうとしているのにと、反発心があったことを覚えています。「その方が早いよ」と言われて仕方なく話を聞きに行ったら、その分野のスペシャリストだったのでスムーズに仕事が進む進む…。
これに味を占めて、笑「これはあの人」「あれはあの人」「統計解析なら〇〇さん」と、とにかく社内中の人を頼るようになりました。AZAPAは、社内にいろんな分野のスペシャリストがいるんです。対外的には人や技術をつなぐインテグレーションをしているのに、自分が社内でインテグレーションできていなかったんですね。笑
以来、誰にでも話しかけて、社内中の人を頼りまくっています。部署の垣根が低く、人の強みを頼りにすることが善である文化も自分には合っていました。

営業のスタイルも人によって大きく違う。自分は数字には強いですが、抽象的なイメージを語るのは苦手なので、イメージを伝えたいときはそういうことが得意な先輩とペアで説明をしたりしています。苦手を克服するのではなく、得意な人に頼るというAZAPAの考え方は、とても合理的で効率がいいと感じます。

研究もバイトもラグビーも今の仕事につながっている

学生時代の経験は役立っていますか?

さっき数字に強いと言いましたが、大学院で研究をしていた経験が役立っているかもしれません。今は営業先で相手の話を聞きながら、簡単な効果検証、いつまでに投資が回収できるか、どれだけ効果があるかなど、その場で数字で提示できるようになりました。まだまだですが、その分野では、人に頼られている部分もあると思っています。

学生時代に居酒屋でアルバイトリーダーのようなことをしていたのですが、それも役立っていますね。「どうすれば全体最適に人は動いてくれるのか?効率よくまわせるか?」を常に考えていました。
あと大学のラグビー部での経験も生きています。実は、ラグビーはポジションによって求められていることが全然違う。体の大きな奴、速く走れる奴、投げるのがうまい奴、いろんな得意を持っている人の集まりの中で、自分は後方から全体を見て指令を出すようなポジションにいたんです。この経験は、それぞれの得意を組み合わせるというインテグレーションによく似ています。あのコーチは当時から僕の強みを見抜き、育ててくれていたのかもしれません。今度、直接お礼に行ってきます!

学びと発見の毎日で、仕事が面白くて仕方がない

AZAPAのおすすめポイントは?

得意なこと、興味のあることにどんどん挑戦できるところです。営業をやってみたければ手を挙げればいいし、向いてないと分かれば即切り替えて他のことをすればいい。アイデアが湧いてくるタイプなら企画職、心配性ならテストエンジニアといった具合に、自分の気質に合っているものから始めてみるのもいい。自分が人よりちょっと得意なことを早く見つけて成果を上げれば、誰も何もいわない。大企業ではないので、人事も小回りが利きます。
もう一つは、社員と社風がとても魅力的なこと。年や役職が離れていても気兼ねなくコミュニケーションが取れ、大企業では直接聞けないような立場の人からも気軽に教えてもらっている。話をするたびに新しい発見があります。
名だたる企業とお付き合いできることも魅力です。AZAPAは比較にならないほど小規模の会社にも関わらず、社会の課題解決に向けた取り組みに対し、大企業の皆さまと共に、システムインテグレーターという立ち位置で参画させていただいています。社内外問わず、有難いことだらけです。

将来のビジョンはありますか?

起業を目標にしているので、そのために必要なスキル、ものの見方、人との接し方、話し方、経営資源に必要なものは何か、これもいる、あれもいるというものを身に付けさせてもらっています。
すべての経験が将来生きてくる。その実感があるから、仕事が面白くて仕方がないです。小さな縮図かもしれませんが、クライアントのためになる、協業パートナーのためになる、社会や環境のためもになる、それが経済価値として返ってくる。この仕組みをこの年齢で肌で感じて学べているのは、自分にとっての大きな財産です。
今は将来どうなりたいかわからない方も、心配しないでください。いろいろ経験して人には真似できない得意が見つかれば、すごく自信が付きます。

最後に、ご自身にとって「挑戦」とは?

「生きがい」です。挑戦して失敗して、その繰り返しは、もはや生きがい。笑
AZAPAは結果を出す覚悟でチャレンジすれば、失敗しても誰も文句を言わないどころか、うまく行かない方法をつぶした先にあるのが成功だからね、と受け止める風土。そんなところが自分には合っています。
簡単に挑戦が許されない会社だったり、やったもん負けの会社だったりしたら、自分には窮屈だったと思います。

※所属部署、役職および記事内に記載の内容等は、全て取材時点のものです。

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