僕たちは、今、何を為すべきだろう?、人類はこれまで豊さの均衡と生命の危機を回避する為に何度となく、技術革新を繰り返し、経済を成長へと導き続けた。今、我々は新たな危機に直面し、踊り場で茫然と立ち尽くしている。エネルギーが無ければ、人々の生活が成り立たない社会システムという生命維持装置の中で、経済成長は地球の自然環境を壊し続け、顧みなかった。この状況は、生命維持装置を正常に機能させてはくれない。それは、自然災害や新種のウィルスの出現だけでなく、気づかないほどの速度で経済や所得層の偏重や乖離を生み、経済の崩壊へとカウントダウンが近づいていることを意味している。不確実な未来は、世界の誰もが抱くネガティブや誰もが想像すら出来ないポジティブの両面を合わせ持った世界である。そして、確実でもうさほど遠くはない未来は、ネガティブで、経済活動をエネルギー領域から考え、地球との共存・共生という根底から見直さなければならない。カーボンニュートラルにおける警鐘は、社会システムが内部循環と自然環境との外部循環のバランス解を最適化するポジティブな目標点であって、ビジネス X テクノロジーのイノベーションにより、新たな選択肢を与えるものだろう。カーボンサイクルをグローバルな規模で構築し、再生可能エネルギーと分散グリッドによるエネルギー需給バランスの最適化やコミュニティ相互でのエネルギー調整力は、エネルギーグリッドを再編する。ハイブリッドを含めた環境車両は、移動グリッドとしてエネルギーの新たなインターフェースとなる。我々は小さな生命の集まりであり、地球規模では何者でもない、ただの弱い存在であることを再認識しなければならない。イノベーションは、小さな意識や存在で会っても、いずれ大きな波動となって、サスティナブルな世界を構築してゆく。
風力発電システム
系統連携制御やピッチ制御
風力発電では、風力で回転、電力を作っている時は良いが、急に風が止まる場合もあります。その時、系統連携の電力に引き込まれ、回転構造部分の破損なども起こります。風の予測が可能であれば、事前にピークカットするなど、系統連携を切り離す事を行うが、リアルタイムで、急回転域を予測し、即座にピークカットをするのは、非常に難しい制御が必要です。また、放電抵抗ユニットやインバーター開発、全てのシステム連携の制御を統合してマネージメントします。
- 2021.12.01
- YASUHIRO KONDO
次世代BMS
劣化予測と超寿命化の技術
AZAPAは、24mと劣化特性や動特性をモデル化し、劣化原因と走行状態などから劣化予測の精度を向上します。今後、入出力性能の高いバッテリを組み合わせ、24mの半固体電池とハイブリットでバッテリシステムを統合化、エネルギーロスを走行状態で最適化しながら長寿命化する技術の開発をチャレンジします。
- 2021.12.01
- YASUHIRO KONDO
E-STATION(PV+MMC Energy Storage System)
オフグリッドによるエネルギースポット
地方や離島など、GS(ガソリンスタンド)の減少が止まりません。自動車の低燃費化の拡大に加え、人口減少などの理由による需要減少が要因ではありますが、更に厳しい状況が続きます。脱炭素のESG投資による石油の上流投資縮小からガソリンが高騰し、XEVなどの環境車が普及することで、GS減少は加速。一方で、電力系統に依存しない独立分散エネルギーのニーズが高まりをみせています。E-STATIONは、PV(太陽光パネル)とMMCインターフェースを持つ蓄電システムで構成され、地域の新たなエネルギースポットとして、複数のE-STATIONがネットワークで繋がり、 BEVを含めた新たな電力取引プラットフォームを提供します。
- 2021.12.13
- YASUHIRO KONDO
可搬式バッテリー
マイクロモビリティ領域でのエネルギーシェアリング
自転車やバイク、キックボードなどのマイクロモビリティの電動化とシェアリングは、地域経済の移動手段として拡大しています。しかしながら、こうしたマイクロモビリティのバッテリーは、各メーカーごとに電力容量や性能、大きさも違い、コネクターも統一されていない為、各メーカーとも牽制し合い、乾電池のように標準化がなかなか進みません。AZAPAは、各メーカーのバッテリーの違いを吸収して、充放電を可能とする「独自のMMCインターフェース」を装備し、可搬バッテリーのエネルギー調整力を実現し、地域エネルギーのレジリエンスを高める「社会共生」という利他的活動を支援します。
- 2021.12.13
- YASUHIRO KONDO
Hybrid-BMS(Battery Management System)
モビリティに求められる性能を最適化、同時にバッテリー流通性を高める
AZAPAのコストリダクション技術のひとつ、リユース市場へ展開する為のバッテリーの劣化低減と残存価値の定量化、及び、様々なBEVの走行性能を満足する為の機能を装備したバッテリーマネージメントシステムを実現しています。バッテリーは、廉価で大容量なバッテリーと走行性能における高入出力バッテリーの2つの機能をハイブリッドし、どのようなモビリティでも、その走行性能を引き出す為の充放電特性を最適化します。このシステムにより、バッテリーの流通性や標準化が拡大しコストが下がれば、BEVの購入ユーザーはもっと増えることにつながります。
- 2021.12.13
- YASUHIRO KONDO
Carbonomics Simulation
再エネ導入におけるシミュレーション技術とコンサルティング
脱炭素と経済循環を同時に実現するには、エネルギーと経済が相互の関係でつながっている複雑な社会システムから重要因子を特定し、定量的なゴールを予測しなければなりません。これまで、ある地域における局所的な再エネ導入が、他のエネルギーとどのように関係するのか、経済への影響はエネルギー需要をどう変化させるのか、など考慮していない、成り行きな結果でしかありませんでした。AZAPAは、モデルベーステクノロジーを基盤にオープン化したエネルギーと経済循環を同時に計算するシミュレーションツールを提供します。再エネ導入において、様々な関係者が定量的なゴールを理解し、合意できる仕組みをコンサルティングします。
- 2021.12.13
- YASUHIRO KONDO
インテグレーション⼒で社会をアップデートする
AZAPAが今、商⽤軽⾃動⾞OEMメーカーとコンバージョン事業を共創する理由
AZAPAがOEMメーカーと共に取り組む「EVコンバージョン」。
多くの⼈が⼿に⼊れやすい安価なEVを社会実装させるため、軽⾃動⾞のリーディングカンパニーであるOEMとの共創は必然だった。弊社代表取締役の近藤は、EVという新たなモビリティを「社会システムのアップデートに必要不可⽋なもの」と位置づける。
- 2022.06.28
- KAYA HOJYO