ひらめきを、カタチに

講座概要

自動車の開発は、CASEなどの新しい分野に突入し、バーチャルでの開発 ( モデルベース開発 MBD) が必須になっています。今回、モデルベース開発を使った事例や嬉しさを理解してもらいながら、モデルベース開発ができる人材を育成します。
本講座では、受講者に動画を事前に視聴してもらい、2 週間に 1 度のペースで講義を進めていきます。まず初めに「モデルベース開発とは?」を学び、さらにモデルベー スを活用した経験等を自動車メーカーなどで実績のある方にご説明頂きます。次に、モデルベース開発を行うための基礎工学を勉強後、簡易的な実習を行います。最後はグループワークで講師陣の指導を受けながら、企業の課題についてモデルベース開発で解決を行い、グループ 発表を行います。(※講義内容は変更する可能性があります。)

講座内容

獲得スキル

モデルベースを理解する。一人でモデル ( システムモデル・制御 / プラントモデル ) の開発ができる。 モデルベース開発におけるアーキテクチャー設計を体験できる。最終発表に出た受講者へ、AZAPA からMBD大学修了証を発行する。

開催回

受講内容

受講方法

日時

第1回

導入 /MBD 基礎

今回の教育の進め方 AZAPAの説明

近年のモデルベース開発(AIとモデルベースについて)

最新動向について(自動運転などへの展開)

Zoom

10/8(土) 13:00-17:00

第2回

MBDツール教育

Matlab Simulinkのツール基礎と使い方について

簡単なモデルを作成しつつ、ツールの仕組みや使い方を学ぶ

Zoom

10/22(土) 13:00-17:00

第3回

MBD ツール教育

Matlab グラフィックの作り方について

簡単なモデルを作成しつつ、グラフィックの作り方を学ぶ

Zoom

11/5(土) 13:00-17:00

第4回

モデルの作成と必要な技術について

Matlab Simulink(持っていない方はScilab )

簡易的なユースケースの代表事例で講師側がモデル化を説明

Zoom

11/19(土) 13:00-17:00

第5回

モデルベースを使った簡単な事例対応

簡易的なユースケース(ダイエット)を各個人で、要求設定を行い、モデル化・検証

Zoom

12/3(土) 13:00-17:00

第6回

最終発表、質疑

代表者より作成したものの発表

Zoom

12/17(土) 13:00-17:00

※状況によりZoom+会場のハイブリッド開催の可能性有り。

開催要項

[ 開催日時 ]

2022年10月〜12月 月2回 合計6回

隔週土曜日 13 時~17 時

事前説明会:2022年10月1日(土) 13時〜15時

[ 受講料 ]

受講料、教材費ともに無料 / 交通費支給 ( 学生 )

[ 定員 ]

120名 (講義・動画形式)

[ 会場 ]

Web(Zoom)+動画

[ 対象者 ]

理系の知識のある方 ( 社会人、大学生、MBD 初心者 )

[ 教科書 ]

講師より提供

[ ご準備頂くもの ]

PC(Windows)

MATLAB Simulink( 学生の場合 [ 無償 ])

OpenModelica( 事前ダウンロード [ 無償 ])

※参加申し込み頂いた方にインストール方法を展開致します。

[ 講師 ]

AZAPA株式会社
市原純一

自動車技術会のモデル流通検討委員の幹事を行いながら、
制御開発、モデル開発を行う。

※講師は都合により変更する場合があります

[AZAPA のモデルベースにおける取り組み ]

AZAPA は、自動車産業でモデルベース開発 (MBD) を普及するための組織『MBD 推進センター』の正会員です。
2015 年度より、「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」に参 画し、自動車メーカーやサプライヤ、大学などを含む研究施設が一体となったモデ ルの流通を推進するために、『自動車開発におけるプラントモデルの I/F ガイドラ イン』や『ガイドライン準拠モデル』の作成に携わって参りました。
また、エンジン制御開発、電動化などのハイブリッドシステム開発・自動運転・電 気自動車等、自動車システムの開発を中心に、システムインテグレータとして、開 発を行っています。

講座受講およびご見学ともにお申し込みは定員に達しましたので受付を終了しております。

[ 問合せ先 ]

azp-mbu@azapa.co.jp
担当 市原・目良

TAGS